アロマセラピーでホルモンバランスを整える

2020年07月23日

ホルモンバランスが乱れると、月経不順になったりイライラが止まらなくなったりすることが多くなります。更年期になると体は変化を生じるようになるので、自律神経も乱れてしまい体や心に不調が現れてしまうのです。更年期障害は治ることはありませんが、それでも症状を和らげることができるので、あまりにも重い場合はいろいろな方法を試してみるのも一つの手です。

ホルモンバランスを整える方法の一つにアロマセラピーがあります。アロマセラピーは、リラックスすることが目標で香りをかぐことでイライラや憂うつな気分を和らげることができます。エッセンシャルオイルを使用するのですが、このエッセンシャルオイルは植物の葉や花、茎の部分や根の部分、皮や実などを蒸留して採取するので、濃い香りがするのが特徴です。このままのエッセンシャルオイルであると濃すぎるので、薄めたり空気中に漂わせたりして使用するのが一般的な使い方です。

なお、ポプリやフレグランスオイルは同じように透明な液体をしていますが、これは香りをかいで楽しむものであり、アロマセラピーでは使用しないことが多いです。100%植物からとったものは精油やエッセンシャルオイルという表示がされているので、そういったものを購入するようにしましょう。

女性ホルモンのバランスを整えるのに使われるのはゼラニウムです。ゼラニウムは葉の部分を採取しており、バラの香りがします。イライラとした気持ちや食欲が不安定なときに使うとそのような感情が和らいでいきます。ゼラニウムは、さらに興奮を鎮めたり不安な気持ちを抑えてたりするので、不眠の症状を和らげてくれます。ローズの香りは一般的に不眠やストレス、抑鬱状態に効果のある香りであり、神経系にも作用します。もし鬱のような症状があるならばローズ系の香りを使用してみてください。

ジャーマンカモミールは、癖のある香りがしますが、効き目をしっかりと確認できるオイルでもあります。濃い青色をしており、スキンケアにも使われるのですが、女性が感じることの多い不調に効果のある植物です。

女性ホルモンが不足してしまった時に使うとよいのはクラリセージと呼ばれる植物で、匂いはやや強めです。匂いが気になる場合はオレンジスイートのアロマオイルを混ぜるとかぎやすくなります。汗を抑える効果が強いのが特徴です。クラリセージにはエストロゲンのような働きをするほか、リラックス効果もあるのでストレスを軽減してくれます。ですが、クラリセージには分娩を促進させる作用もあるので、妊娠している女性がいるそばではアロマセラピーを行わないほうが良いでしょう。

同じように、スイートフェンネルもエストロゲンと似たような働きをするので、更年期障害や月経前症候群の症状を和らげます。生殖器系の作用があるのが特徴で、生理周期の改善もしてくれる香りです。

アロマの香りは鼻から脳の視床下部へ直接届きます。視床下部は自律神経やホルモンバランスを整える作用があるので、効果が現れやすいのです。